血圧の計測

貴方が高血圧かどうかを判断するには、血圧を測定するしかありません。しかも定期的に計り判断する必要があります。血圧は状況変化があり一回や二回の血圧測定では判断ができませんから。ですからわざわざ病院に行って血圧を計る必要はありません。最近は家庭用の血圧計が安価で販売されているので、一つ購入して家庭で血圧測定を行いましょう。

ポイントは家で落ち着いている時間帯が良いという事です。つまり血圧を測る時間帯は、朝若しくは夜が良いでしょう。それも定期的(毎日)夜の9時とか朝の8時半とか決めるのが良いです。お勧めは朝食を食べた後落ち着いた時に計る事をお勧めします。そして毎日の記録をノートに記しておくと高血圧かどうかに加えて体調不良の時にいつもと違う数値が出ますので発見が早くて良いです。

朝に血圧測定をする際は、しっかり朝食を摂ってから計測します。しかし薬を飲む方は薬を飲む前が良いでしょう。夜に血圧測定する場合は食事、入浴、服薬も終えて後は寝るだけ、という状態で血圧測定するのが安定して良いですね。

家庭用尾の血圧測定器を自分で扱う際の注意点ですが、圧迫帯を締めすぎないようにしましょう。キチンと計ろうと思ってキツク締める方が多いですが、指一本程度の隙間があると良いです。測定器に心拍数も表示される機能があれば一緒に記録しておきましょう。
高血圧かどうかの判断基準は高血圧ガイドラインを目安にして最終的には医者に判断を仰ぐのが良いです。病院に行く際に記録を持って行きましょう。

ガイドラインにある分類を参考迄に紹介します。
分類      収縮期血圧     拡張期血圧
至適血圧    < 120    かつ   < 80
正常血圧    < 130    かつ   < 85
正常高値血圧  130〜139   または   85〜89
軽症高血圧   140〜159   または 90〜99
中等症高血圧 160〜179 または 100〜109
重症高血圧 ≧180 または ≧ 110