高血圧と食事の関係
もし貴方が高血圧と言われたりしたら自覚症状が無くても対策を講じる必要があるでしょう。高血圧はサイレントキラーと呼ばれ自覚症状がない状態で進行します。薬等に頼る前に普段の生活から予防や治療に取り組むのが大切ですね。
そんな中で高血圧対策に食事療法は欠かせません。高血圧を含め糖尿病等の成人病対策に必須なのが食事療法と呼ばれます。食生活を見直す際に重要なのは塩分と言われます。塩分を摂り過ぎると血管が収縮し高血圧を促進しますから要注意です。
良く言われる食事療法とは減塩食と言われる通りで、少しずつでも良いので塩分を控えていきます。理想は1日6g〜9gでしょう。普段塩分を多く採る方は料理が味気なく食べる気がしないと言われますので、香辛料や酸味を利かせて下さい。カレーやコンソメ、からしもOKです。
食事全般では一日3食をしっかり採ります。良く噛んで食べる事を心掛けます。高血圧対策という意味だけでなく基本だと思いますが・・・
偏った食生活は肥満や他の病気の要因となるので、ビタミンB、Cやタンパク質、ミネラルは勿論、食物繊維まで意識して食事をしましょう。現代人はなかなかそんなバランス良い食事をする習慣が持てない為、必要に応じてサプリメントに頼るのも仕方ないかもしれませんね。
栄養バランスのとれた食事に加えて以下も点も留意して下さい。効果が高いですよ。
1. 調味料、加工食品を控える
みそ、ソース、醤油は塩分の宝庫です。加工食品も塩分が高いので有名です。
2. 味噌汁を控える
おわん1杯で2g程度の塩分が含まれます。つゆを残すが吉ですね。
3. うどん・ラーメンは危険です
うどんも1人前で5g程度、ラーメンは8g程度含まれています。
麺類を食べたら、他の食事では汁物厳禁!と心得ましょう。
他にもありますが、とりあえず高血圧対策の食事療法の基本でした。